いびき・睡眠時無呼吸症候群

いびきについて

いびきの種類

たまにかくいびき

たまにかくいびき

仕事や家事で疲れたとき、風邪をひいたとき、あるいはお酒を飲んで寝たときにその晩だけ現れるいびきを、散発性のいびきと言います。このタイプのいびきは、一時的な筋肉の弛緩や扁桃腺の腫れを原因として起こるもので、病的なものではありません。

いつもいびきをかいている

眠ったときにいつでもかくタイプのいびきを、習慣性のいびきと言います。
呼吸量、覚醒状態によって、単純いびきと睡眠時無呼吸症候群に分類されます。

こんないびきは要注意

注意が必要なのは、眠ったときにいつも起こる習慣性のいびきのうちの、睡眠時無呼吸症候群を原因としたいびきです。特に、無呼吸状態が見られる、昼間に耐えられないような眠気におそわれる、しっかり睡眠時間を確保しているのに眠れた気がしないといったときには、その疑いが強まります。

女性のいびきはホルモンの影響

女性のいびきはホルモンの影響

女性ホルモンには、気道を確保する筋肉を正しく機能させる役割があります。
そのため、特に更年期を迎え女性ホルモンが急激に減少した方には、いびきが現れやすくなります。

いびきが気になったら耳鼻咽喉科を受診しましょう

いびきが気になったら耳鼻咽喉科を受診しましょう

いびきにかかわる病気として挙げられるのは、睡眠時無呼吸症候群だけではありません。
アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲、副鼻腔炎などの鼻の病気、あるいは扁桃肥大、アデノイド肥大などによってもいびきが起こることがあります。 いびきが気になる方は、一度耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群といびき

睡眠時無呼吸症候群といびき

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の無呼吸・低呼吸の状態が繰り返される病気です。睡眠中に空気の通り道が狭くなることにより、大きないびきを繰り返します。
肥満により首まわりに脂肪がつくことが主な原因ですが、扁桃腺が大きい、舌が大きいなどの身体的特徴や、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などの耳鼻咽喉科領域の病気が原因となることがあります。

 

睡眠時無呼吸症候群は放置すると寿命にかかわる病気

十分に酸素を取り込めないため、睡眠の質が低下します。そのため、日中に耐えがたいほどの強い眠気に襲われることもあり、運転や危険作業において重大な事故を発生させる要因になります。また、動脈硬化の進行や不整脈の発症、生活習慣病の発症との関連性も明らかになっており、こちらも程度によっては命にかかわる問題です。

睡眠時無呼吸症候群の診断方法

睡眠時無呼吸症候群の診断方法

口腔内の診察や、ファイバースコープを使用し、鼻、喉の観察を行います。
無呼吸の程度がひどい場合には、ご自宅で受けていただける簡易型の睡眠検査を行います。
その上で、睡眠時無呼吸症候群の疑いが強い場合には、入院した上で終夜睡眠ポリグラフ検査を行い、診断します。

睡眠検査は当院では行っておりませんので、近隣医療機関へ紹介させていただきます。

 

睡眠時無呼吸症候群の治療は耳鼻咽喉科へ

睡眠時無呼吸症候群の治療は耳鼻咽喉科へ

睡眠時無呼吸症候群は、さまざまな原因によって十分に気道が確保されないことによって起こります。いくつかの診療科での対応がなされる病気ですが、耳鼻咽喉科で鼻、喉に異常がないかを調べる必要があります。
どこを受けたらいいのだろうと迷ったときには、まずは耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。

子どもの睡眠時無呼吸症候群

子どもの睡眠時無呼吸症候群

いびきや睡眠時無呼吸症候群は、中高年の症状・病気というイメージが強いかもしれません。
しかし、いびきをかくお子様、睡眠時無呼吸症候群のお子様もおられます。原因の傾向は大人とは異なり、アデノイド肥大や扁桃肥大、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などが主だったものです。
日中の眠気や集中力の低下、さらには睡眠が阻害されることによる身体の発達への悪影響も懸念されます。
お子様のいびきが何日も続いている場合や習慣性のいびきがある場合には、一度ご相談ください。

 

 

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